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思いがけず北見市のオショロコマ生息地を新たに発見。
20XX年9月2日 晴れ
ちょっと遅い時間になったが午後2時から北見市の無加川の未調査支流へオショロコマを捜しに出かけた。
自宅から30分ほど走り目的の川沿いの林道に入った。何度も伐採され、カラマツ植林がめだつ典型的な2次林だ。自然度はきわめて低い。
ふつうこんなところの川にはオショロコマはおろかたいした生き物は住んでいない。
渓流は林道から離れて流れ、川までのアクセスにはクマザサの中を結構な藪こぎが必要だ。
勾配の少ない川でだらだらと流れ、たまりが少なく釣りにくい川だ。
町から近いこの渓流には、オショロコマはまずいないと見ていたので調査に入るのがおっくうであった。
一度くらいは確認のため竿を入れてみなければと今日やっと決心をしてやってきたのだった。
おもいがけず、すぐハナカジカがかかった。この魚がいればオショロコマのいる確率が高くなる。

ほんの短い区間であるが比較的自然度の高い広葉樹と針葉樹の混交林が出てきた。
渓流の岸辺の岩もきれいに苔むして自然度の高そうな水域も出てきた。
そして、ついに予想外のオショロコマが釣れた。こんな川にもオショロコマがいるとは心底驚いてしまった。
とある理由で最近できたと思われる立派なたまりで1♂3♀♀、その下流で2♀♀のオショロコマを釣って撮影した。
奇跡的に残った自然度の高い森の中を流れる短い水域に、これまた奇跡的にオショロコマは生き残っていたのだ。
もう一つのたまりで1♂3♀♀を追加し、結局今日は2♂♂8♀♀を釣って撮影することができた。
ヒレがオレンジや赤に着色せず♂腹部は薄い黄色、赤点紋理は薄いオレンジ系の個体群であった。











きわめて小規模な独特の個体群だ。今日もオショロコマは迅速に水中で撮影し、すべて丁寧にリリースした。
さらに釣り登ったが渓流はやがてちょろちょろ川となってきたので引き返した。

林道をでると北見富士が綺麗にみえた。こんな角度からこの山を見たのは初めてで、どこか別世界にきたような異様な錯覚に陥った。

午後6時30分。心底つかれて帰宅したが、まさかのオショロコマを我が家の近くに発見できて気分が高揚した日であった。
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